2012年1月14日

津波から10ヶ月後のいわき海岸

今日のいわきは天気は良いもののとても寒い一日。
遠出すると雪が心配なのでいわき市内のドライブです。
新舞子海岸から豊間まで車で走って、津波から10ヶ月が経った現地の様子を見て来ました。
 
「新舞子・仁井田浦のマツ」はふくしま緑の百景にもなっていましたが津波被害を受け、看板などは無残な姿となっていましたが嬉しい事に石碑だけは残っていました。
松の木も枯れず残っていますので、いつかまた元の美しい姿を見せてくれる事でしょう。
 
薄磯地区は津波で大きな被害を受けたところであり、これまで復旧作業のため関係者以外立入り禁止となっていましたが、今回は立ち入り禁止も解除されていました。
しかし行ってみて、その光景に言葉を失いました・・・。
いわき市内の津波被害の現場をあちこち見てきましたが、ここの被害は特にひどかったようです。
瓦礫もすっかり撤去されているので、遠くにある灯台まで見渡せます。
震災前は民家が沢山あってここからは灯台など見えなかったのに・・・。

 
広大な原野と化した地区の様子を見ながら塩屋崎灯台に向かいます。
塩屋崎灯台や美空ひばり記念碑周辺は目立った津波被害も無いようで、震災後の様子を見に来た人達が次々と訪れていました。(塩屋崎灯台まで登る道は通行止めとなっていました)
悲惨な現場を見てきただけに、若いカップルが砂浜を歩いている風景を見てホッとしました。